こどもの皮膚
赤ちゃんの湿疹から、学童のとびひ・水いぼまで。こどもの皮膚は薄く、大人と同じ薬の使い方はできません。年齢に合わせた治療と、家でのスキンケアの続け方を、保護者の方と一緒に決めます。

治すことと、続けられること
こどもの皮膚トラブルは、薬を塗れば一度は良くなります。難しいのは、保育園や学校がある毎日の中で、スキンケアを続けることです。「朝は保湿だけ」「お風呂上がりは3分で」のように、家庭の生活に合わせた続け方を一緒に決めます。
- 診察は保護者の方の抱っこのままで行います。泣いても大丈夫です。
- 園や学校に出す書類(登園許可、プールの可否)を作成します。
- おむつ替えのスペース、ベビーカー置き場があります。
よくある症状
乳児湿疹・乳児のアトピー
生後2〜3か月ごろから顔や頭に出る湿疹。保湿と弱い塗り薬で多くは落ち着きます。早くきれいにしておくことが、食物アレルギーの予防にもつながると考えられています。
あせも・おむつかぶれ
汗をかいたあとの首や背中、おむつの当たる部分。洗い方と乾かし方、保護のクリームの使い方で防げます。カビ(カンジダ)が原因のこともあり、見分けて治療します。
とびひ(伝染性膿痂疹)
掻き壊したところに細菌がついて広がる病気。抗菌薬の塗り薬と飲み薬で治療し、患部を覆えば登園できることが多いです。園に出す書類も作成します。
水いぼ(伝染性軟属腫)
取るか、様子を見るかは相談して決めます。取る場合は麻酔のテープを1時間前に貼って、痛みを抑えて処置します。火・金の午前に専用枠があります。
虫刺され・じんましん
こどもは反応が強く出やすく、大きく腫れることがあります。掻き壊してとびひにならないよう、早めに塗り薬で抑えます。
いぼ・しもやけ・その他
足の裏のいぼ、冬のしもやけ、頭のふけ、爪のトラブルなど。「これは何?」の段階で構いません。診て、お伝えします。

家でのスキンケア、3つのポイント
- 洗う
石けんをよく泡立て、手でなでるように。ゴシゴシこすらない。すすぎ残しがないように。
- 保湿する
お風呂上がり5分以内に、たっぷり。ティッシュがくっつく量が目安です。
- 薬を塗る
指示された場所に、指示された回数。良くなっても自己判断でやめず、減らし方は診察で決めます。
「これは何?」の段階で、ご相談ください。
こどもの皮膚は変化が早く、早めに診るほど治療が軽く済みます。土曜も診療しています。