ALLERGY
花粉症・アレルギー性鼻炎
毎年の薬でしのぐだけが、花粉症の治療ではありません。シーズン前から始める対策、鼻の粘膜のレーザー治療、そして体質を変える舌下免疫療法。血液検査で原因を確かめてから、一緒に選びます。

SUBLINGUAL IMMUNOTHERAPY
舌下免疫療法(スギ・ダニ)
アレルギーの原因物質を少量ずつ体に慣らし、症状そのものを軽くする治療です。1日1回、舌の下に錠剤を置いて1分待つだけ。3〜5年続けることで、多くの方で症状が軽くなり、薬が減ります。保険が使え、5歳から受けられます。
- スギ花粉症:花粉が飛んでいない6月〜11月に始めます。シーズン中は開始できません。
- ダニアレルギー(通年の鼻炎):時期を問わず始められます。
- 初回は院内で服用し、30分様子を見ます。2回目以降は自宅で。1か月ごとの通院で経過を確認します。
- 費用:3割負担で月 1,500〜2,500円程度(診察料込み・架空の目安)。
向いている方:毎年つらい、薬で眠くなる、受験や妊娠の予定があり薬を減らしたい、こどものうちに治しておきたい。まず血液検査でスギ・ダニのアレルギーがあるかを確認します。

SEASONAL CARE
シーズンの治療(内服・点鼻・点眼)
花粉が飛び始める2週間前から薬を始めると、シーズン中の症状が軽く済みます(初期療法)。眠くなりにくい抗ヒスタミン薬、鼻づまりに効くステロイド点鼻、目のかゆみの点眼を組み合わせます。仕事や運転、受験に合わせて、眠気の出にくい薬を選びます。
- 1月下旬〜2月上旬に受診いただくと、初期療法に間に合います。
- 症状が強い時期は、鼻の処置とネブライザーで直接粘膜を治療します。

LASER
鼻の粘膜のレーザー治療
鼻づまりが強い方に。鼻の粘膜の表面をレーザーで焼いて、アレルギー反応を起こしにくくします。麻酔のガーゼを15分入れてから、両側で10分ほど。痛みはほとんどなく、当日から普段どおり過ごせます。効果は1〜2年続き、シーズン前(12〜1月)に行うのが効果的です。
- 保険適用。3割負担で約9,000円(架空の目安)。
- 舌下免疫療法と組み合わせることもできます。
TEST
アレルギー検査
何に反応しているかを知ると、対策が具体的になります。血液検査で、スギ・ヒノキ・ダニ・ハウスダスト・イネ科・ブタクサ・動物など、まとめて調べられます。
血液検査(39項目)
採血1回で、主な吸入・食物アレルゲン39項目を調べます。結果は1週間ほど。3割負担で約5,000円(架空の目安)。
指先の少量採血(20分)
スギ・ダニなど8項目を指先の血液で20分で判定。採血が苦手なこどもにも向いています。
花粉カレンダー
この地域の花粉の飛散時期をまとめた表をお渡しします。いつ薬を始めるかの目安になります。